カミングアウト失敗例

こんばんはー

只今群馬にいる私です。

地元は風が強く、花粉が埼玉の20倍以上飛んでいます（目見当）

さて、今回ですけども

私のカミングアウトの失敗体験を簡単に説明したいと思います。

このブログを見た方の中でカミングアウトを考えている方がいた場合

少しだけ見ていただければな...と笑

初めてのカミングアウト

私が初めてゲイであることをカミングアウトしたのは大学３年生の時でした。

カミングアウトをした相手は同じ部活動の同級生

正直、私はその人の事が好きでした。

だからこそ、カミングアウトしたい

だからこそ、嘘をつきたくない

そういった考えが私の中にありました。

そして、大学三年生の１０月の夜

初めてカミングアウトをしました。

その時、その同級生は否定的な言葉を言うわけではなく

とても親切に接してくれました。

私はそれが嬉しく、カミングアウトをしてよかったなと思いました。

カミングアウトのその後

結論から言って、別にカミングアウトした同級生にバラされた！ひどいことをされた！とかは一切ありませんでした。

カミングアウトをしてしばらくは今までどうり普通に話したり、遊んだりしていました。

ただ...段々とその同級生との距離感が自分の中で分からなくなってきたのです。

今までは嘘をついてでも、仲間内で○○の女優が好きだとか、○○と付き合いたい！みたいな話ができていたのですが

カミングアウト後は仲間内で女性関係の話をする際

平然と嘘をついて仲間内で話している自分をその好きな同級生に見られているという状態になったのです。

すべて嘘の作り話をしている姿をみられている...

なんとも複雑な気持ちでした。

また、同級生はカミングアウト後特にその話に触れることは一切ありませんでした。

ただただ、今までどうりの関係

ただ一つ、嘘つきであることがバレているという状態だけ変わりました。

その後しばらくして自分の中で疑問が生まれました。

「俺なんのためにカミングアウトしたんだっけ？」

カミングアウトした理由はただ嘘をつきたくないという理由からでした。

...もしかしたら多少の下心もあったかもしれませんが

その同級生は完全なノンケ？であることは知っていたので

特に「付き合えるかもしれない!!」みたいなことを思っていませんでした。

ただ、もしかしたら何か変わるんじゃないか？

今までより本音で話し合えるんじゃないか？？と望んでしまっていたのです。

何かを望んでしまっていたのです。

カミングアウトの結末

その後しばらくして

私はその同級生とはもう友達ではいられないと思いました。

もう気持ちとして何か、言葉で表せないくらい

お腹の中でモヤモヤがたまってしまっていました。

そして大学４年生になった時、その同級生とは縁を切りました。

この先普通の友達のフリをするのに限界が来ていた為です。

...本当はもっといい方法があったのかもしれません

でもその時には相談できる人もいませんでした。

カミングアウトをしていたのはその人だけだったので...

勝手にカミングアウトをして

勝手にモヤモヤして

自分の都合で縁を切る

いやはや、当時のことを思い出しても

自分最低だなーと今でも思います。

縁を切った後はその同級生とも会うことはありませんでした。

今回のしくじりポイント

なんか今回、見る人が見ると暗い記事になってしまった気がする。。。汗

すいません(^◇^;)

というわけで！最後に自分が思う今回のしくじりポイント及び反省点を書きたいと思います！

好きな人にカミングアウトしてはいけない！

自分の中で一番思ったことがこれでした！

好きだからカミングアウトしたい...!?

馬鹿言ってんじゃないよ！！

カミングアウトはただの自己満足だ！

後、カミングアウトした相手に何かを望むんじゃない！

カミングアウトしたからってその人のち○こが見れるわけじゃないからね！！

付き合ったりエッチできるわけじゃないからね！！

...と昔の自分に言ってやりたいですね(>_<)

あ、

（※あくまでも個人の感想です）

カミングアウトはする前よりした後どうなるかを考えたほうがいい！

私は今回、「好きな人に嘘をつき続けるのが嫌っ(>_<)!!!」という

とても安直な理由でカミングアウトをしてしまい

その後、その同級生と、どのような関係になるのかをまったく考えてはいませんでした。

その結果、関係が（自分の心中だけ）悪化していき

このような結末になってしまったんだと思います。

もしもカミングアウトをしたい相手がいたならば

した後の事もしっかりと考えなければいけないなと思いました。

...というわけで以上が

実際に自分の大学時代にあった体験をもとに書いたカミングアウト失敗例でした。

あ、なのでこの記事自体は

カミングアウトをする事に対して否定的なものではなく

もしかしたら、気持ち的にしんどくなる場合がありますよ！！みたいな記事でした。

ではまた