日々のあれこれ

27歳のゲイの日記のようなもの

ホモの○○なきっかけ

こんばんは

 

もう4月であることに驚きを隠せない私です。

 

最近、時間が経つのを早く感じる...

 

さて今回ですが

 

私のホモ人生における様々なきっかけについて書きたいと思います。

 

 

 

ホモであることを認知したきっかけ

遡るところ中学生時代

私は卓球部に所属していました。

その同じ部活内にいたT君

彼が私の人生を大きく変えました。

中学1年生のとある夏の大会での出来事

そのT君に「ちょっと来て」と言われて会場の地下1階に連れて行かれました。

地下は人通りも少なく、更衣室や会場に入る裏道があるような場所でした。

私はT君に連れられ、地下のトイレまで連れて行かれました。

そしてトイレに人がいないことを確認すると私に一言

「触ってみたい?」と

(...え、何を?え、そういうこと?でも変なこと言って違ってたらヤバいよな...)

何も言わないでいる私

するとT君は私の手を掴み、私の手を自分のパンツの中に入れてきました。

(え、いいの、いいんですか?いいんですか?)

「触ってよ」

私はT君の言葉に従いました。

10分ほど経ち

「少ししたら出て」

そう言うとT君はトイレから出て行きました。

(やばい、俺なんてことをしてしまったんだ...)

(でも、すごい嬉しかった...T君は俺のこと好きなのかな...??)

私はT君のことを好きになっていました。

その後も何度かT君から呼び出しをもらい色々とありました。

しかし、私はT君に本当の気持ちを聞くことも

T君のことが好きであることも言えないままでした。

高校が別々となりそれ以降会うことはありませんでしたが

自分がホモになった?きっかけだったと思います。

 

(...そもそも何で私がホモであることに気づいたんだろ?)

 

ホモ社会を意識したきっかけ

先ほどの話とも少しつながりますが

大学3年生のある日、ふとしたことでT君のfacebookを見つけました。

正直、心のどこかで

(もしかしたら、T君も私のこと好きで、あわよくば前みたいな関係になれるのではないか?)と、下心ありきな気持ちでメッセージを送ることにしました。

私は100円をfacebookに貢ぎ、早速T君にメッセージを送りました。

だが

だがしかし

既読はついたもののメッセージが送られてくることはありませんでした。

(...つらい)

正直かなり落ち込みました

私のことを唯一ホモであることを知っているT君

そのT君とはもう関われないのか...と

 

今まで自分がホモであることに対しそこまで危機感とか

何か不安感のようなものを感じたことがありませんでした。

それは、中学時代の体験、そしてT君の存在があったからでした。

しかし、その日、T君の存在が自分の中で無くなったことにより

自分の中で何かが壊れた気がしました。

(とりあえず今のモヤモヤしている気持ちを何とかしたいなぁ...)

(何か治す方法とかないのかな??)

(とりあえず1回病院にでも行ってみるか)

ということで私は東京のとあるメンタルクリニックへ行きました。

いの一番、私は先生に

「私は、、、なんていうか男の人が好きなんですけど、なんとか治す方法はありませんか??」

と聞きました。

すると先生は一言

「あのね、LGBTは病気じゃないの、だから治すってことはできないのよ」

治らない、というのはわかっていましたが何となく聞いてしまった私

LGBTって何ですか?」

LGBTについて何も知らないの...?」

「...はい」

それから先生は私にLGBTについてや、同じLGBTの人はどのような人でどのように生活し、どのように同じLGBTの人と交流しているのかについて丁寧に教えてくれました。

(俺は何も知らなかったんだなぁ...)

ホモの社会について知るきっかけとなりました。

 

ホモとして行動を起こすようになったきっかけ

それから、LGBTについて、自分がホモであることについて考えるようになりました。

先生曰く、「新宿に君と同じような人がいて、そこで交流してる人がいるんですよ」

ということだったので、まず最初に私は新宿二丁目に行くことにしました。

スマホで地図を見ながら新宿へ向かう私

(...ここかな??)

そこは他の路地と違って異様な雰囲気がありました

夜なのに人通りが多く、ほとんど男性

そして男同士手をつないでいる人

道路もなんだか騒がしい

お店の中にホモヴィデオのポスターも貼ってある

(ふえぇ...怖いよぉ><)

そう思いながらも新宿二丁目を歩くだけ歩いてみました。

なんだか萎縮してしまいました。

その日はお店に入ることもなく近くのカプセルホテルに泊まり

次の日帰りました。

 

その後はスマホで某アプリを入れてみました。

しかしながら、メッセージが来ても返すことはありませんでした。

正直、会ったりするのが怖かったのです。

 

そんなこんなで大学時代には他のLGBTの人と交流することはありませんでした。

その後、社会人になってからも新宿二丁目に行く機会などはあったものの

お店に入ることもなく

アプリで誰かと会うこともありませんでした

 

そして、去年の12月...

santamonika.hatenablog.com

 

誕生日であることを理由にして、初めて行動を起こすことができました。

初めてのゲイナイト...正直不安しかありませんでした。

会場についてみると沢山のホモの方々

(も、もんげ〜 ><)

とてつもない熱気、そしてホモ

圧倒されながらもその場の雰囲気を楽しみました。

しかし、誰とも交流することはありませんでした。

ですが、一つ気がつきました

自分以外にもホモは沢山いるんだな...と

他の人も多分、自分みたいにホモであることについて悩んで

でも今は友達もいて、こうやって楽しんでいるんだな...と

行動を起こさないと何も変わらないんだな...と

 

このことがきっかけで今年、前よりも1歩ずつ行動ができるようになりました。

初めてのリアル

初めてのゲイバー

同年代の他の人よりかは足並みは遅いですが

一歩一歩、行動はできるようになりました。

 

これが自分の中での行動を起こすきっかけだったと思います。

 

 

 

長々と書いてきましたが

こうした様々なきっかけは誰にでもあったのではないかと思います。

そして、勇気を出して行動を起こしてきた人だけが同じ境遇の友達ができたり

彼氏ができたり

パートナーシップを結んだり

幸せを掴めるのかな...と思いました。

私は未だにLGBTの友達がいませんが

今年は...というより今年度は

前年度よりも行動をし、自分なりの幸せを掴みたいと思います!

 

ではまた