二日酔い
目が覚めると、知らない天井が見えた。
近くで聞こえる若者の笑い声
体調は頗る悪い
私はお腹をさすりながら辺りを見渡した。
テーブルには『15』と書かれた伝票とテレビが1台
床はシート状になっており、その上に乱雑に置かれた上着が1枚
つけっぱなしのTVがピカピカして眩しい
(あ...そうか、ネットカフェで泊まったのか)
私は立ち上がりドアを開ける
時刻は10時、ほとんど客はいなかった。
ドリンクバーで綾鷹を入れ、その場で飲み干した。
喉の渇きは無くせたが、体調はますます悪くなる。
(...気持ち悪い)
とりあえず帰るか...
私は再び部屋に戻り、テーブルやマットにあるゴミを捨て始める。
途中、昨日食べたやきそばの匂いで咽せかえり、その場で20分動けなくなった。
(なにやってんだろ...俺...)
ようやく体調を取り戻し、片付けを再開
ゴミを捨てコップを戻し忘れ物が無いか最後に確認した。
「行く...か」
受付に行くと20代くらいの女性がいた。
二日酔いの髭面姿を見せるのが恥ずかしく、昨日買ったマスクを着ける。
👩「お会計、1900円になりま〜す」
お会計を済ませ階段を降りる
ネットカフェは3階にあり2階はゲームセンター
1階はパチンコ・パチスロがある
(頭がギンギンする...)
早くその場を立ち去りたいが、早く動こうにもお腹が痛く、なかなか歩けない
私は5分以上時間をかけ、ようやく外に出ることができた。
燦々と輝く太陽、いつもなら気持ちいいはずが今日はその太陽が私を苦しめる。
(あっつ〜...)
私はスマホを取り出す。
👦「hey!siri! 現在地から高崎駅まで」
ここから駅まではおよそ17分ほどかかるらしい
(ふえぇ...遠いよぉ...)
私はスマホの地図をチェックしつつ、駅まで向かうことにした。
一歩一歩、歩くごとにお腹が痛くなるのを感じた。
気持ちが悪い
信号待ちをしている間ラバーポールを杖代わりにし、なんとか体調を整える
(はぁ...なんでこんなにも苦しいんだ...俺が何をしたっていうんだ世界!!!)
信号が変わり、また歩き始める。
ようやく駅の近くまで着く、歩き始めてから40分経過していた。
(やっと...着いた...)
駅周辺には大学生のような人、政治に熱心な方々が声高らかに何かを叫んでいる。
とりあえず帰ろう...
私は電車に乗り、実家へ帰った...
おちなし
ということで昨日は2回目のゲイバーへ行ってまいりました!!!
すごく楽しかったです!
私の知らないゲイの世界の話がいっぱい聞けました!!!
そして今日は一日中二日酔いでした💧
つらいね!
ではまた